SPO(スープリームプラス)とシンセティック

とにかく、資料がないまま使い続けた添加剤ですが、極圧テストをしてみたら、
普通の添加剤としては、かなりのものです。洗浄性も高く入れておけばフラッシング効果も高い。
値段も手頃で安く、気軽に使えます。
原材料として、砂漠地帯の灌木であるツゲ科の実から取れる
ホホバオイルを使用しており、金属に対してしみ込む作用によって
焼き付きからエンジンを守るようです。オイルなしでどこまで走れるかを、テストしギネスブックに
載ったと言うことです。植物油としては酸化しにくいことが特徴のようです。
ホホバオイルは化粧品としては高価なのですが、オイル添加剤になると安いので
驚いています。
(容量325ccのうちどれくらい入っているかは不明ですが・・・。)

実際使ってみて、高回転で特にエンジンは静かになります。レスポンスもよくなり、
オイル交換もメーカーが言うより長く出来そうです。
鉱物、合成どちらにも良くなじみます。
ただし、モリブデン系(有機モリブデンを含む)オイルや添加剤とは余り相性が良くないと言う事を
お聞きしております。含まれる塩素分のせいかどうかはわかりません。
国産でリパック商品はオイル4L用みたいで、極圧性も添加量によって変化し、
記載されているように10%添加が効果がいいみたいです。
直輸入商品の方は、米国の自動車のオイル量の関係かどうかわかりませんが、
こちらの方が添加剤の効果としては優れていると言うことを、
とあるメーカーの方からお聞きしております。
(成分が違うのかあるいは濃度の問題なのかわからないそうです。)
オートバイの湿式クラッチにも問題を起こさず、バイクなどにも効果はあります。
劇的な効果と言うより、とにかく、安く、経済的にエンジンを守りたい人向き。
チムケンテストではオイルに10%を混ぜ、280sfまでロックしなかったと言うデータがあります。

過走行車にはSPOよりもポリマー系の「フィフティプラス」と言う、同じウインズ(winn’s)の商品の方が
効果があると言われています。
オイル粘度もあり、コンプレッションが増えていいのかも知れません。
ただし、「フィフティプラス」は粘度があるため、始動直後や冬期などはエンジンが重たく感じます。
こちらは排気量が2000ccを越える大排気量エンジン向きと言えそうです。

新製品”シンセティク プラス”

極圧系添加剤SPOに新しく”シンセティク プラス”が出ました。
このところ、ディーラーにも”WINN’S”の製品を見かけるようになりました。
そのうち、この添加剤も見かけるようになるでしょう。
325cc1本で3500円です。

 性能の向上はSPO(=スープリームプラス)と比較して、
さらに

評価

エンジンノイズ レスポンス パワー 燃費 オイル消費 オイル交換 経済性
高回転域が静かになる 良く回るようになる フィーリングが良く上がった感じ 良くなるようです あまり分からない 1.5倍位延ばしてもいいと思う 安くて、その割にしっかりした添加剤。極圧性はかなりある。

多走行車に入れると洗浄効果がいいためか、
コンプレッション抜けが感じられることがあります。
特に、古い型の車でそうなった場合、粘度をもう一つ上のグレードに
すると、いい感じになります。
 

見に来てくださった人、ごめんなさい。まだまだ工事中です。

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