TEHIXOGREASA(チ
キソグリース)
粘
着性グリース(スティッキーグリース)ついては、
別のページで記載しておりますので、そちらをご覧ください。
※HTG-1200は廃番で在庫がありません。
HTG−600をご用命下さい。
「HTG-300」現行商品です。取り寄せ可能です。
「HTG−400」は廃盤(在庫3本ですが在庫はお問い合わせください)
「HTG-200」は廃番(在庫3本ですが在庫はお問い合わせください)
チキソグリースのように、常温から高温使用で灰分潤滑に移行するタイプとは・・・
変成することがないタイプをご希望の方は
200度C程度の高温という場合には「HTG-200」ですが、
300度C前後には「HTG-300」をご使用ください。
下記説明のある「HTG−400」は廃盤で在庫があります。
高温から常温に戻っても、元のグリース状に戻ります。
この温度以上の場合は、
耐性ある灰分潤滑に移行するタイプになります。
一旦指定の高温域になりますとドライ潤滑に変わりますので
温度が下がっても元のグリース状にはなりません。
高温状態での使用が目的のためです。
400度以上のクローズベアリング用には「HTG−600」が
ラインアップされています。
「HTG−600」白色というより透明色
「HTG−1200」はそれらの問題点を改良して開発された高温用グリースで、
常温では一般のグリースと同じ潤滑特性なのですが、
400度C〜800度Cの環境下においては、
「チキソグリース」のような、「超潤滑性能」を発揮する優れた新しいものです。
潤滑のメカニズムは、
環境温度に対応して2段階の性状変化をとる「性状変化型」グリースになります。
機器の始動時における常温域では、NLGIで0番あたりになり、ペースト状の
いわゆる普通のグリースのような硬さなのですが、
特殊成分を基本とした増ちょう剤を使用しており、高温においてもグリースを硬化させる
カルシウムやミネラル分を含んでいません。
変成しますと固体(紛態)になりますが、常温になっても液体に戻りませんので
低温−高温を繰り返す場合、補充が必要になります。
また、有害物質は含まれておりません。
1.用途
超潤滑性が必要とされる高温帯域で使用する箇所:
駆動部、歯車、ベアリング、カップリング、チェーン、ベルトコンベアーなど。
また、乾燥炉内の潤滑部、焼付き塗装装置の潤滑部など。
2.仕様(HTG600=現行改訂分)
潤滑メカニズム | 高温にて灰分潤滑に移行※ |
外観 | 常温にては白色。高温にては黒色化 |
臭気 | 微微弱 |
比重 | 標準1.20 |
融点 | 150度C |
粘度 | NLGI#00〜#000 |
溶融点 | 130度C |
基油粘度 | 23cst(100度C) |
引火点 | 250度C |
使用温度範囲 | 250度C〜600度C |
酸化安定性 | 500h−2(ASTM Dー942) |
1000hー9 | |
再充填期間 | 機器の稼働状況によって異なる。 一般的な目安は400度Cにて2000h |
荷姿 | 400g入りじゃばらチューブ(10本/箱) |
販売価格 | 12420円 /1本400g×10本単位 小分け販売=12420円 /1本 (本体11500円 消費税8% 920円) =2本以上で販売 |
高温にて徐々に流動性を失い攪拌されている部分はやがて灰色へと移行する。
この灰分が600度C近辺まで充分に耐性を有する高温潤滑剤として
機能するようになる。
※:なお現在HTG1200が改良中となり製品がありません。
もう少し常時使用温度帯の低い(200度C−400度C)の製品「HTG−400B」(廃番)と
250度C−600度Cの常温使用温度の製品「HTG−600」現行商品
が開発されています。
温度的に常時300度Cを超えて高温になる場合は灰分潤滑でペースト状の
クローズベアリング用の「HTG400B(廃番)」「HTG600」の方が適しているかもしれません。
(下記資料参照ください)
なお、「HTG−400(廃番)」は灰分に移行する事がないため
油成分の蒸発が関係しますので、常時260−290度Cまで使用可能と思われます。
もちろん常時でなければ温度帯は100度C〜600度Cで使用可能です。
使用条件等
HTG-600は産業界で広く使用されておりますが、使用条件は難しいです。
粘度は#00です。
30℃以下の場合ですとグリース状ですが、30℃以上になりますと
液体状になります。
高温⇒常温⇒高温⇒常温を繰り返す環境条件では高温グリース
(HTG-600も含めて)は
常温の場合はグリースが硬くなります。
高温になると柔らかくなります。
このサイクルを繰り返していく内に高温グリースは徐々に硬くなっていきます。
この傾向はどの高温グリースの場合でも同じです。
よく高温グリースの特性、
使用環境条件を熟知していませんとトラブルの発生の恐れがございます。
上記、ご理解の上ご使用下さい。
3.価格(価格改正が多いのでご注文時はお問い合わせください)
グ リース潤滑のHTG−400の荷姿
HTG−400は廃盤になっていますが
在庫3本あります。
HTG-400はHTG−300と似た温度特性ですが僅かに高温域用になっています。
また使用可能温度域も広くなっています。
使用温度範囲によって使い分けてください。
4.通販の可否・在庫の有無
通販が可能な商品です。
ただ、自動車用には「チキソグリース」「スティッキーグリース」が
向いていると思われます。
そちらをご使用ください。
廃盤在庫:「HTG−200」400g= 在庫価格:12100円 (本体11000円 消費税10%1100円 ) (送料等途別途必要です)
現行製品:「HTG−300」400g=12650円 (本体11500円 消費税10% 1150円 )(送料等途別途必要です)
廃盤在庫:「HTG−400」400g=在庫価格12050円(税込み。送料等途別途必要です)
単品販売で在庫しております。
「HTG−400B=廃盤」「HTG−600」などは、産業界商品のため、常時在庫はしておりません。
ペーストタイプのHTG600は 現行製品で
販売価格はカートン単位=10本となります。
HTG−400B= 廃盤(在庫2本あります。)
HTG−600 =12650円 (現行在庫分2本)カートン10本は業務価格ですのでお問い合わせください。
入荷には多少時間のかかる場合もありますので
その都度お問い合わせくださりますようお願いいたします。
新 しく開発された「水中用グリース」のページはこちらです。
資料:
HTG400B廃盤とHTG600=ペースト状→灰分潤滑移行タイプ
主な平均的仕様値
製品名 | HTG400B=廃盤 | HTG600 |
メカニズム | 常温ではグリース(ペーストNLGI、#0-#00)状 高温(200度C*100h以降)に 400度Cまで耐性ある灰分潤滑に移行する。 |
常温ではグリース(ペーストNLGI、#00)状 高温(200度C*100h以降)に 600度Cまで耐性ある灰分潤滑に移行する。 |
外観 | 灰黒 | 灰黒 |
臭気 | 微弱臭 | 微弱臭 |
比重 | 標準1.20 | 標準1.20 |
沸点 | 120度C | 150度C |
粘度(ちょうど) | NLGI、#0-#00 | NLGI、#00-#000 |
溶融点 | 110度C | 130度C |
基油粘度 | 23cst(100度C) | 23cst(100度C) |
引火点 | 180度C | 250度C |
使用温度範囲 | 200度C−400度C | 250度C−600度C |
酸化安定性(ASTM D942) | 500h−2 1000h−9 |
500h−2 1000h−9 |
再充填期間 | 機器の稼働状況で異なるが 一般的な目安は200度Cにて2000h |
機器の稼働状況で異なるが 一般的な目安は400度Cにて2000h |
荷姿 | 400g入りジャバラチューブ(10本/箱) | 400g入りジャバラチューブ(10本/箱) |
販売価格 | ご利用ありがとうございます。 在庫は2本のみです。 こちらの製品は廃盤になりました。 |
ケース=(お問い合わせください) =2本以上で販売 |
HTG200とHTG300とHTG400=グリースタイプ
製品名 | HTG200(在庫のみ:廃番) | HTG300(現行商品) | HTG400=在庫のみ 廃盤製品 |
増ちょう剤系列 | カルシウム | カルシウム | 非公開 |
臭気 | 資料無し | 微弱 | |
メカニズム | 皮膜潤滑 =チキソグリースと同じだが、常温あるいは 120度C以下の 低温使用ではチキソグリースの方が潤滑性が良い |
同左 | グリース潤滑 HTG200.300と同様 灰分潤滑に移行しないタイプ |
基油 | 化学合成油 | 化学合成油 | 資料無し |
粘度(ちょうど) | NLGI#1.5 | NLGI#2 | NLGI#3 |
色 | 白系ベージュ色 | 白系ベージュ色 | 黒色系 |
滴下点 | 330度C | 360度C | 資料無し |
離油度 | 0.2% | 0.1%以下 | 資料無し |
酸化安定度 | 32kPa | 32kPa以下 | 資料無し |
水洗耐水度(80度C) | 3.5% | 3%以下 | 資料無し |
実用使用温度 | 120度C−200度C | 120度C−300度C | 260−290度Cが常時使用温度 100度Cから600度Cの間も 一時的に使用可能 |
腐食テスト | 1a/1b | 1a/1b | 資料無し |
4球テスト摩耗量 | 0.42mm以下 | 資料無し | |
チムケン耐荷重圧 | 被膜強度45kg/mm2以上 | 被膜強度65kg/mm2 | 資料無し |
低温トルク(−40度C) | 2.5N以下 | 資料無し | |
再充填期間 | 機器の稼働状況で異なるが 一般的な目安は150度Cにて 2000hから3000h 常時150度C前後にて稼働する部位の |
乾燥炉内のベアリング 溶鉱炉周辺のグリース潤滑 一般的な目安は300度Cにて 2000h 常時300度C前後にて稼働する部位の グリース潤滑に最適 |
資料無し |
(工事中)