サーモスタットの取り付け位置と種類について

取り付け方

アウトレット側:

多くがこのタイプの取り付け方。この方法はエンジンから出てきた水の温度によって ラジエターへ流れる水量を制御します。アッパー側のアウトレットに取り付けてあります。

インレット側:

インレットに付いているこの方法はBMW方式とも言います。最近では この方法を採用するメーカーも多くなりました。これはエンジンからとラジエター側からの水が混合され、 エンジンの直前で流量コントロール出来るので厳密にそして素早い暖機効果があります。

種類

インライン型:

一般に軽自動車や小型車に広く使用されてます。エンジンの上部に取り付けられており、 交換がしやすいため、交換需要が多くあります。

ボトムバイパス型:

大型車に多く使われていますが、最近は小型車にも広く使われるようになりました。 バイパスを完全に閉止しますので、熱効率が良いという特徴を持ちます。
小型車では、さらに効率を良くするため、インレット側に取り付けるBMW方式を 採用する車種が増えています。

サイドバイパス型:

中型・大型車に使われます。

トップバイパス型:

いすゞ大型車に使われています。 バイパスを完全に閉止する事が可能なため、その他、建機・船舶などの 大型エンジンに使用されることが多いタイプです。


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