その他の規格・略称

• ＭＩＬ−Ｇ
• ＭＩＬ−Ｈ
• ＭＩＬ−Ｌ
• ＭＩＬ−Ｏ

参考までに
ミルスペックというと軍事用ということで「とにかくすごい規格」というイメージが起こりそうですが
実は特殊な規格以外はたいしたことが無く、
ほぼＡＰＩやＪＡＳＯあるいはＡＣＥＡの規格と変わらない測定となっている場合がほとんどでして、
このあたりの規格を統一化する必要があるように思えます。
その上で特殊な規格番号を作ると本当の比較が出来そうに思えます。
つまり最高の規格の水準を最初から作成しておいて、それに当てはまる商品のテスト成績をだし、
組み合わせを表などを見れば、性能が判るというようにしておけば良いのでしょうが
まあこれは商業的な意味合いもあることですから・・・。

２．防衛庁規格(NDS)・・・日本の軍事用の規格。（ＮＤＳ　Ｋ２７２３超音波法など）

３．ＡＳＴＭ・・・アメリカ材料試験協会

• 試験法の制定
• 性能の評価
• 試験法の改訂

 ４．自動車メーカー各社独自の規格

 ５．略称

ＡＰＩ	米（アメリカ）国石油協会	American　Petroleum　Institute
ＡＳＴＭ	米（アメリカ）材料試験協会	American　Society　for　Testing　and　Materials
ＩＬＳＡＣ	国際潤滑油標準化認証委員会	International　Lubricant　Standardization　and　Approval　Committee
ＥＯＬＣＳ	エンジン油ライセンス認証システム	Engine　Oil　Licensing　and　Certification　System※
ＣＭＡ	米国化学製品製造者協会	Ｃｈｅｍｉｃａｌ　Ｍanufactures　Association
ＡＡＭＡ	米国自動車工業会	American　Automobile　Manufacturers　Association
ＮＭＭＡ	国際舟艇製造者協会	National　Marine　Manufacturers　Association
ＪＡＳＯ	日本自動車（規格組織）技術会	Japanese　Automobile　Manufacturers　Association
JISC	日本工業標準調査会	Japanese Industrial Standards Committee
ＳＡＥ	米国自動車技術会	Society　Of　Automotive　Engineers
ＡＣＥＡ	欧州自動車（製造者協会）工業会	Association　des　Constructeurs　Europeens　de　ｌ’Automobile
ＣＣＭＣ	欧州自動車製造協会	Comite'　des　Constructeurs　d'Automobiles　du　Europeens　Marche'　Commun
ＣＲＣ	米（アメリカ）国共同研究評議会	Coordinating　Research　Council
ＭＩＬ	米軍規格	MILITARY　SPECIATIONS

※ＡＰＩ／ＩＬＳＡＣ規格認証システムはＩＬＳＡＣ・ＡＰＩ・ＳＡＥ・ＡＳＴＭ・ＣＭＡの５団体から成り立つ。
***ＪＩＳ規格・・・ＪＩＳ規格としては「色（Ｋ２５８０）」「反応（Ｋ２２５２）」「引火点（Ｋ２２６５）」「動粘度・粘度指数（Ｋ２２８３）」
　　　　　　　　　　「流動点（Ｋ２５６９）」「残留炭素分（Ｋ２５７０）」「銅板腐食（Ｋ２５１３）」「酸化安定度（Ｋ２５１４）」などが
　　　　　　　　　　規定されています.
　　　　　　　　　　ギア油は（Ｋ２２１９）、グリースは（Ｋ２２２０）など更に多くの細かな規格があります。