肩の凝らない、しかし、嘘かもしれないページ19

燃料添加剤に対する疑問−−−その3

再工事などが多く出そうです。時々チェック必要!!
ただいま燃料添加剤のテスト中で結果が出次第、このページに 報告させていただきます。
とりあえず次のページでも・・・。

燃料添加剤インプレ(個人的)集です

それぞれの効果を下記の製品で見てみました。
同一銘柄ガソリンで満タン法ですから誤差は非常に多いと思いますが大体の傾向はつかめると思います。

 また、感覚的な変化がわかるように、
−−車種はいつもの通りロ−レルの2000ccH4年式5速AT。
−−1つの添加剤に対して約400km走行。
−−添加剤と添加剤の間に約100km間をあける。
−−磁石など燃費に関わりそうな装置は取り外す。
−−オイル交換はしない。(にじみのためTEテスト時交換=1年5ヶ月で12700km走行)
などに気を使いテストしました。
ただしオイル添加剤はGRP使用。

 テスト内容

代表的に下記商品で実施。
商品名 燃費(向上率=基準値7.5km/L) アイドリング(AT−Dレンジ時)の状態 添加率−経済性 パワーやトルク、その他変化した事項 全体的な評価など
ネオジム磁石 7.89km/L(約5%) 変化−ほぼなし 1度で永久的は魅力(1200円*2個) 僅かに加速感やパワーがアップ 効果の出方に個人差(燃費or出力)がある。さらに燃費向上には時間がかかる(燃焼室の具合かな?)場合が多い。添加剤ではないので環境汚染がない。
クリスタルC−3000 7.185km/L(−5%アイドリングが高くなるためか?) 約50回転程上がった, と言うか下がりにくい 25cc/65L=375円分 アイドリングが上がり、アクセルレスポンスはかなり向上。勝手に回ると言う感じ。ただ爆発音も上がりエンジンはうるさくなった。 走り屋向きかな?燃費は「?」そして混ざりにくいためか、出力の出方にむらが出やすい。磁石との併用は逆効果と感じた。
パワーブースト 7.48km/L(向上率は0%だがトルク感がある) 変化−ほぼなし 310cc/65L=1690円 マイルドなパワー・トルク感があり排気量が僅かに上がったような感じ。そのせいかアクセル開度が減る。レスポンスは少し向上。上品な加速感がある。 燃費中心のテストのため加速感はあまり試せないが、トルクが太くなった感が強く、全体的に穏やかに向上。ただ毎回は出費がつらい。
カストロール「クリーンプラス」 11.254km/L(約50%高速道路データ) 変化−ほぼなし 250cc/65L=1300円 マイルドなパワー・トルク感とアクセル開度が減る。 高速道路の走行が多くデータは参考値。ただし京都−長野なので登坂になる。走り方で50%も燃費は変化すると言う例
" 7.55km/L(向上率は0%だがトルク感がある) レスポンス・トルクとも向上しているが、2回目のせいか変化は感じない。
エアダクト部に磁石取り付け 7.32km/L(向上率は0%) 変化−ほぼなし。どちらかというと気候のせいかエアコンがOFFになるせいか下がりぎみ 材料費1200円*2+針金ネット860円 レスポンスもトルクも非常にわずかだが良くなった(ような)感じ。意識してなければ変化なし。 シフトアップが若干早くなったように思え、オーバートップにすぐ入ってしまう。体感的には燃費向上を期待したが、結果的には変化せず。多少悪くなったのは気候の変化のせいかも。皆さん台風で大変でしたね。
ネオジム磁石(長方形タイプ) 7.12km/L(向上率は0%) 変化−ほぼなし 1度で永久的は魅力(1300円*2個) アイドルアップ時の加速が良い。段々涼しくなりエアコンもすぐ切れ、燃料が濃く出ているせいかも。 季節変化が出だして(エアコンはON)、短距離通勤には燃費が悪くなってくるでしょうね。やっぱり新車の時からのパターン通り、7km/リッターで落ち着くでしょう。エアコンの影響より外気の影響が多い車ですから、テストにならないかも知れません。
" 7.468km/L(向上率は0%) " " 涼しくなりエアコンOFFの日が半分。エアコンって結構重いのです。 新車の時からのパターン通り、エアコンOFFが約半分(ONは昼間だけ)で7.5km/リッター。
TE+磁石 7.676km/L(向上率はわずか上がる?) 変化−ほぼなし、アクセルに反応が鋭くなったので、OFF時すぐ落ち着く。レスポンスは良好、オイル交換のせいか、いつもより回転をあげてしまう。登坂路100kmを含むので燃費は立派。 7.0cc/65L=350円+(1300円*2個) 1リッター耐油ボトルに7ccを入れ、よく振ってから入れる。 磁石はそのままで(磁石の影響は出ないものと過程)テスト。途中でオイルにじみが出てきたため、タペットカバーのゴム(シール)交換、カバーの裏のオイルスラッジが気になり(見てしまうとダメですねぇ。)オイル交換+GRP、してしまいましたのでもう一度テストします。
" 7.125km/L(向上率は0%だがトルク増大) " " ガソリン150ccに5ccを入れ、よく振ってから入れる。 エアコンは曇り止めのためON(入れっぱなし。)なのに低速トルクも上がった感じがする。渋滞路の走行が多かったし、思わず加速したりで相当燃費が悪いだろうと思っていたら、普通並み。使うほど良くなるのはGRPと同じタイプ。燃料側からの潤滑の効果を体感できるが、600km以上走ってとは、ちょっと遅すぎる。プラグ・オイルも汚れていない(10cc以下だから当たり前かな)。

上記の評価

ガソリンの爆発力から燃費や馬力向上をみてきたのですが、それぞれ個性がありみんな違った効き目の体感をしました。
ほとんど僅かな体感なので見過ごし易いため、注意していないと区別が付きにくいのですが、同じようには思えませんでした。
燃費の方は条件が違いすぎて、参考値にしかなりませんが、パワーで考えれば
クリスタル
パワーブースト
TE
がいいみたいです。

 メンテナンスとして考えれば
クリーンプラス
TE
になりそうで、番外として磁石なども”ほどほどに”効果が 期待できそうです。

 ただあまりにも効きの遅かった「TE」が、これほど少ない量で最後にきっちり効いてくるのが不思議で、
やっぱり潤滑効果も相当フリクションロスを減らすのだな、と思った次第です。
なお、燃料添加剤は燃焼に余計な成分が多く含まれるため、
長期に使用するとかえって悪い場合が 出る可能性がありますので量を間違えず、
ほどほどに使用するのが好ましいと思われます。

 「TE」はジェット機にもイオウ系潤滑剤の変わりに使用されていますが、
燃焼室にデポジット(スス)の問題がないかどうか(メーカーではテスト済みでしょうが) 今後ともテストしてゆきます。

めんどくさいのでまとめて10回分(ガソリン1リッターに65cc添加)も作ってしまいましたし、
以前95年の間違った量での(0.1%と思って入れました)テスト経験がありましたが、
その時以上の効果を感じてきましたので・・と言うのが本当のところです。


データが増え次第更新予定・・・かな?
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