また、感覚的な変化がわかるように、
−−車種はいつもの通りロ−レルの2000ccH4年式5速AT。
−−1つの添加剤に対して約400km走行。
−−添加剤と添加剤の間に約100km間をあける。
−−磁石など燃費に関わりそうな装置は取り外す。
−−オイル交換はしない。(にじみのためTEテスト時交換=1年5ヶ月で12700km走行)
などに気を使いテストしました。
ただしオイル添加剤はGRP使用。
テスト内容
6/27−7/3 | (101km)=平均燃費7.89km/L | 2−−−3 | |
7/25−29 | (110.6km)=平均燃費7.45km/L | 3−−−4 | 少し加速テスト |
8/14−16 | (537.5km)=平均燃費9.77km/L | 4−−−4a | 山間部加速走行240km+高速下り300km |
8/16−17 | (65.5km)=平均燃費6.96km/L | 4a−−−4a | 渋滞路。 |
9/3−8 | (127.9km)=平均燃費8.53km/L | 4a−−−5 | 燃焼室が綺麗になったせい? |
10/1−1 | (0km)=平均燃費は出せず。気候変化のため次へいそぎます | 5−−−6 | 6の次に未使用期間を置きます。 |
11/7−11 | (90.4km)=平均燃費6.70km/L | 6−−−−6+8 | 磁石取り付けたままテスト。エアコンOFF状態 |
商品名 | 燃費(向上率=基準値7.5km/L) | アイドリング(AT−Dレンジ時)の状態 | 添加率−経済性 | パワーやトルク、その他変化した事項 | 全体的な評価など |
ネオジム磁石 | 7.89km/L(約5%) | 変化−ほぼなし | 1度で永久的は魅力(1200円*2個) | 僅かに加速感やパワーがアップ | 効果の出方に個人差(燃費or出力)がある。さらに燃費向上には時間がかかる(燃焼室の具合かな?)場合が多い。添加剤ではないので環境汚染がない。 |
クリスタルC−3000 | 7.185km/L(−5%アイドリングが高くなるためか?) | 約50回転程上がった, と言うか下がりにくい | 25cc/65L=375円分 | アイドリングが上がり、アクセルレスポンスはかなり向上。勝手に回ると言う感じ。ただ爆発音も上がりエンジンはうるさくなった。 | 走り屋向きかな?燃費は「?」そして混ざりにくいためか、出力の出方にむらが出やすい。磁石との併用は逆効果と感じた。 |
パワーブースト | 7.48km/L(向上率は0%だがトルク感がある) | 変化−ほぼなし | 310cc/65L=1690円 | マイルドなパワー・トルク感があり排気量が僅かに上がったような感じ。そのせいかアクセル開度が減る。レスポンスは少し向上。上品な加速感がある。 | 燃費中心のテストのため加速感はあまり試せないが、トルクが太くなった感が強く、全体的に穏やかに向上。ただ毎回は出費がつらい。 |
カストロール「クリーンプラス」 | 11.254km/L(約50%高速道路データ) | 変化−ほぼなし | 250cc/65L=1300円 | マイルドなパワー・トルク感とアクセル開度が減る。 | 高速道路の走行が多くデータは参考値。ただし京都−長野なので登坂になる。走り方で50%も燃費は変化すると言う例 |
" | 7.55km/L(向上率は0%だがトルク感がある) | ” | ” | ” | レスポンス・トルクとも向上しているが、2回目のせいか変化は感じない。 |
エアダクト部に磁石取り付け | 7.32km/L(向上率は0%) | 変化−ほぼなし。どちらかというと気候のせいかエアコンがOFFになるせいか下がりぎみ | 材料費1200円*2+針金ネット860円 | レスポンスもトルクも非常にわずかだが良くなった(ような)感じ。意識してなければ変化なし。 | シフトアップが若干早くなったように思え、オーバートップにすぐ入ってしまう。体感的には燃費向上を期待したが、結果的には変化せず。多少悪くなったのは気候の変化のせいかも。皆さん台風で大変でしたね。 |
ネオジム磁石(長方形タイプ) | 7.12km/L(向上率は0%) | 変化−ほぼなし | 1度で永久的は魅力(1300円*2個) | アイドルアップ時の加速が良い。段々涼しくなりエアコンもすぐ切れ、燃料が濃く出ているせいかも。 | 季節変化が出だして(エアコンはON)、短距離通勤には燃費が悪くなってくるでしょうね。やっぱり新車の時からのパターン通り、7km/リッターで落ち着くでしょう。エアコンの影響より外気の影響が多い車ですから、テストにならないかも知れません。 |
" | 7.468km/L(向上率は0%) | " | " | 涼しくなりエアコンOFFの日が半分。エアコンって結構重いのです。 | 新車の時からのパターン通り、エアコンOFFが約半分(ONは昼間だけ)で7.5km/リッター。 |
TE+磁石 | 7.676km/L(向上率はわずか上がる?) | 変化−ほぼなし、アクセルに反応が鋭くなったので、OFF時すぐ落ち着く。レスポンスは良好、オイル交換のせいか、いつもより回転をあげてしまう。登坂路100kmを含むので燃費は立派。 | 7.0cc/65L=350円+(1300円*2個) | 1リッター耐油ボトルに7ccを入れ、よく振ってから入れる。 | 磁石はそのままで(磁石の影響は出ないものと過程)テスト。途中でオイルにじみが出てきたため、タペットカバーのゴム(シール)交換、カバーの裏のオイルスラッジが気になり(見てしまうとダメですねぇ。)オイル交換+GRP、してしまいましたのでもう一度テストします。 |
" | 7.125km/L(向上率は0%だがトルク増大) | " | " | ガソリン150ccに5ccを入れ、よく振ってから入れる。 | エアコンは曇り止めのためON(入れっぱなし。)なのに低速トルクも上がった感じがする。渋滞路の走行が多かったし、思わず加速したりで相当燃費が悪いだろうと思っていたら、普通並み。使うほど良くなるのはGRPと同じタイプ。燃料側からの潤滑の効果を体感できるが、600km以上走ってとは、ちょっと遅すぎる。プラグ・オイルも汚れていない(10cc以下だから当たり前かな)。 |
メンテナンスとして考えれば
クリーンプラス
TE
になりそうで、番外として磁石なども”ほどほどに”効果が 期待できそうです。
ただあまりにも効きの遅かった「TE」が、これほど少ない量で最後にきっちり効いてくるのが不思議で、
やっぱり潤滑効果も相当フリクションロスを減らすのだな、と思った次第です。
なお、燃料添加剤は燃焼に余計な成分が多く含まれるため、
長期に使用するとかえって悪い場合が 出る可能性がありますので量を間違えず、
ほどほどに使用するのが好ましいと思われます。
「TE」はジェット機にもイオウ系潤滑剤の変わりに使用されていますが、
燃焼室にデポジット(スス)の問題がないかどうか(メーカーではテスト済みでしょうが)
今後ともテストしてゆきます。
めんどくさいのでまとめて10回分(ガソリン1リッターに65cc添加)も作ってしまいましたし、
以前95年の間違った量での(0.1%と思って入れました)テスト経験がありましたが、
その時以上の効果を感じてきましたので・・と言うのが本当のところです。