音に関しては、国民性によるのでしょうか、かなり敏感な方が多くおられると思います。
同銘柄のオイル交換を半年3000kmぐらいで交換される方の場合も、
「エンジン音が大きくなった」と言う理由です。
オイルメーカーはシビアーコンデションでも一年5000kmなら十分と言っているオイルなので
なんだかもったいなく思えますが、話を聞くと2000kmぐらいから落ちて来るそうで、
耐えられないといった事から、かなり敏感に感じるのでしょう。
確かにオイル交換すると「静かに」なります。ですから、添加剤の評価で
音質が関係する場合、本当は50kmか100km走行してから添加剤で音がどう変わったかを
判断した方がいいようにも感じます。もちろんブランドや粘度を替えた場合なら、
エンジンの雰囲気までも変わってしまう可能性がありますのでなおさらのことになります。
50km−100kmぐらいで普通に加速してもそんなにオイルは劣化しないことですので、 添加剤の評価としては「中途での添加」は意味のあることと思えます。 (ただし、オイル管理が出来ている場合ですが)
前のページの図でもわかりますように、エンジンなどの個体差もありますが、
インプレは非常に個人的な事柄でして、
本当に関心のない人にとっては、全く意味を持たない出来事なのが普通です。
静かになったと言う事実が十分わかったとしても、そのことに(ある意味では自動車に)関心のない人にとっては、
どうでもいいことになります。
興味のないことに関しては、誰もがほぼ同じ反応を示しますが、
それが、当たり前の事かも知れません。
つまり、趣味の世界の相違的な出来事なのです。
また、野球でいいますと「好きなチーム」を「ひいき目で見る」のが当たり前なように、
いい意味でも悪い意味でも、「事実」は「判断」の材料にはなりますが、(
主観的な事実が100%客観的事実にならないことにも注意が必要です)
「別の世界」と考えても良いような側面を持った事柄に当たるわけです。
自動車の場合、「問題=不具合」が出てくると、「困ります」から、それに対応する仕方で、
「問題解決」が行われていますので、
オイルに関していえば、後で継ぎ足す添加剤は不必要の部類になります。
けれど、各ディラーではその不要とされる添加剤を販売しています。
本当に不思議なんですが、オイル交換の距離や時期もかなりメーカーとは異なる
アドバイスをしています。
それは、やはり不具合が出る可能性があるからなのです。
いくらメーカーが保証しているとはいえ、保証期間の対応は各ディラーですから、
万一、ユーザーさんの気を損ねる事があれば、次にそこで購入してくれるかどうか
わからないわけで、これも困ったこと(=不具合)に当たるわけです。
まして、次々出てくる「設計上のミス」「組み付け上での不具合」などには困ったものがあります。
でも、こういったことは仕方ないことで、完成の日の目を見ることは
当分無理と言わざるを得ません。
音に対しては、随分研究されまして、本当に静かになってきました。
そのため、今までなら聞こえなかった音までも聞こえてきますので、
防音対策も大変です。
けれども防音が出来るようになると更に気になる音が
聞こえてきたりしますし、全く音がない部屋などに入ったら、勝手に音が
聞こえ出す始末でして(脳内で勝手に作り出す)、本当に困ったものです。
工事中
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