肩の凝らない、しかし、嘘かもしれないページ50

ふと考えますと、このHPには大体、日付が付いていません。
工事中のページを更新したときや、初めて書き込むときはindexに書き込むのですが、
それも、書き終わってしまいますと(ほとんど工事中ですが)何時書かれたものかが不明になります。

まあ、誤り・訂正などがある場合は「こっそりと」と言うのが、常套手段としてありますが(笑)、
自分でも、何時書いたのか分からなくて不便に思えるときもあります。

エンジンオイルと添加剤について書いているのですが、
(すべてのオイルや添加剤など試せるわけがないので、
質問されたオイルや添加剤を知らなかったり、試したことがなかったりすると、
何も答えられない訳ですが)
摩擦についての理論はここ150年間ほとんど変化が無く、安定(?)していますので、
日付というものがあまり関係ない事のように思われます。

それは、私の考え出した事柄でもありませんし、いわば、ダイジェスト版(にしては間違いも多いのですが・・)
ですから、興味のある方は、専門書でもお読みになれば、詳しく出ておりますので、
そちらの方が間違いなく書かれていまして、
ためになるかもしれません。

ただ、こうやって書いておりますと、まとめなければならないため、それらについての
今までの経験などが整理整頓出来まして
非常に自分にとって勉強になります。
ただ漠然とオイルや添加剤を扱ってきた時期と比較しますと、
どうしてこの自動車にはそのオイルが(添加剤が)必要なのかが、ある程度ぼんやり見えてきますし、
オイルの比較にしても、「何を」比較しているのか、「何のために」比較しているかも
段々判りだして来ているみたいです。

「経験から」だけでない理由付けが必要かどうかは、まだまだ分かりませんが、
「経験」から何かを見つけだせそうなときは、嬉しいものです。
ほとんどの「学問」はそれを見つけようとして、書き表し、間違いを訂正され、
あるいは改良されているようでして、
新しい発見を楽しんでいるかのようにも思えます。

私にとって「トライボロジー」と言うものが統べてではないにしても、色々な事象を考える上で、
特に機械関係においては有意義な学問に見えましたし、
だれもがそうであるように、自分自身の中での新しい発見、体験知に等しいような発見があったときは
誰かに伝えたい気持ちになるのかも知れません。
それが別の事柄(音楽、絵画等の芸術であったり、スポーツや様々な出来事であったりしますが)でも、
同じ事のように思われます。

理論が先行する体系と、事象を説明するための体系がありますが、
摩擦などは後者に入り、様々な測定装置が開発されるようになって、
飛躍的に理論体系も整ってきたように思われますが、
私のような部外者にとっては、ただみているだけしかできません。
けれど、データ同士の関連が結びついたときは爽快です。

1つの部品、エンジンオイルや添加剤などもそうなのですが、
過去からの多くの人の手を通して、今手元にあると思いますと、
だれもが一人で生きている事は出来ないと思うのですが、
一歩意識を現実に戻せば、
普段は一人で生きているように考えているのが、
結構不思議なんですね。

やっぱり不便かも知れませんが、日付けは不要かも知れません。


次のページへ

前のページへ

ご意見、ご感想こちらへ

メールが送れない場合:macchann@mbox.kyoto-inet.or.jp


ホームページへ inserted by FC2 system