肩の凝らない、しかし、嘘かもしれないページ54

久々に更新することが出来ました。
あまりにも忙しく「貧乏暇無し」「じっと手を見る」などという言葉が
似合いそうです。
最近の私的な話題はともかく、
添加剤としての興味ある出来事としては、
このHPのリンクページにもご紹介させていただいてます「添加剤嫌い?」で有名な
ロドスタ乗りの丸山さんが「GRP」をテストしてくださることになったと言うことでしょうか。

この添加剤についての、数々のデータは、公式・非公式にメーカーから頂いており、短期間・長期間に渡る
様々なラボテストや実際に機器に使用してのデータも比較的に冷静に見られるようになりましたが、
私のように「速効で効かないなら時間をかけて」なんて言う気長な人でないようにも思われますので、
短期間のテストで効果が数値的に出るかどうか少し不安はあります。

皆さんからのテストデータを拝見しましても、(本当に皆さんのご報告ありがとうございます。)
・燃費など...「変わらず」から「30%以上向上」
・振動・雑音低下...「僅かに下がった」から「嘘みたいに静かになった」
・レスポンス・・・「良くなったような気がする」から「チューニングしたように良くなった」
・トルク・馬力アップ感・・・「多少体感できる程度」から「最高速度が20km/h以上上がった」
など、
本当に様々なご感想を頂き、嬉しく思っていますと同時に、
ほとんどの方からのご感想&リピートに感銘を受けたり、
「余りわからなかったけれど、再度添加します」などという方も多くおられることに、
「添加剤」というものの「奥深さ」を私も感じております。
HP上ではありますが、皆さんに感謝をお伝えしたく思います。

まじめな話、添加剤への要請は機器が精密になる程・条件が過酷になるほど製品化が難しくなっていますし、
環境問題が取り上げられるようになって、ますます「安全性」がよびかけられるようになりました。
金属冶金技術、特に特殊鋼などでは日本は世界的にも優秀ですが、
これも裏を返せば「添加剤」などが発達しなかったからかも知れません。
それでも、そうである反面、オイルや添加剤に対する要請も厳しく、
今日に至ってはこれまた世界的に高品質な添加剤を作ったり、使用したりするようになってきています。
諸条件が整って認知されますと、
それに向かってこだわり、突き進んでゆくようなのですね。

トライボロジーという言葉を知ったのはもう10年程前の事になるのでしょうが、
仕事柄、意識するにせよ、しないにせよ、ずーっと関わってきましたし、
こうやって楽しんで勉強出来ることにもこういった分野の発展を期待せずにはおられません。

ただ、研究されている方々の熱意とは裏腹に、
経済主義主導的なことは否めませんが、
それでも、楽観的に受けとめてゆきたいと思っています。

で、「課題のオイルテスト+プラグテストは?」って聞かれそうで、
ますますページから離れていきそうな気配です。(笑)



で、最初の頃書いていたページを見てみますと、
おおざっぱな書き方をしていまして、自分でもこの時書きたかったことが余りよくわかりません。
恥ずかしいので自分でも見ないことにしています。
ですから、最初書き出した頃から見ていただいた方の忍耐力には敬服します。

ですが、楽観的なためでしょうか、
多少違っている事があってもわからないこともあってか、なかなか改装出来ずにあるページがあります。
恥ずかしいのですが、工事中だらけでして、
工事中と言うことはつまり「勉強中」と言うことなのです。
専門ではないので大目に見てくださいね。

そもそも(つい2−3年前まで)パソコンに文章を書くなんて事は想像もできない世界でして、
本当に、このために生活も様変わりしました。
まず睡眠不足。

で、最初はせっかくパソコンを買ったのだから、
何でもいいからホームパージというやつを書いてみたくて仕方ありません。
パソコン雑誌に書いてあるように、タグをメモ帳に書いては、
ああでもないこうでもないとやっていました。
で、少し表紙(index)が出来まして、プロバイダーのKyoto-inetに送ったのですが、
約2週間の間、文字化けして自分のページへのリンクができず、
「何故送れないのだろう」と悩んでいたのでした。

プロバイダーの方へ「どうやってホームページを出したらいいのしょう」と質問しますと
(もちろんメールではなくて電話)
「すでにありますよ」と言う。
丁寧に教えて貰っているのですが、意味不明。
あれれ、この奇怪な文字が自分のホームページの入り口だったのかと、
文字化けなど知らなかった世界から一挙に突入した感想は
初めて添加剤を使うときのような、
複雑で、心許ない気分でした。

まあ、今もそれほど進歩していませんので、
文字ばかりのホームページになってしまったわけですし、
最初からだれもこんなページなど見ないだろうと高をくくっていたわけで、
ひとりで今までオイルや添加剤について思っていたことをまとめるつもりで
楽しんでいたわけです。
大体、ホームページの題が
「車のエンジンオイルと添加剤のホームページです。」なんて言うことになってしまったのも
こういういきさつがあったのです。
今ではストレートで好きですが・・・。(笑)

ですから、もちろん添加剤の通販など考えていませんでしたし、
売っているところを紹介してくれるように頼まれた場合は、
メーカーあたりに無理を言って「だれそれさんがそちらに行かれますが、小売りしてあげてくださいね」と
頼んでいました。これを見てニヤりとされる方もおられるでしょうね。

で、本を読むことは、小さい頃から好きだったようですし、
こういうオイルとか添加剤とかについて書いてある書物を教えて貰って、
読み出したわけです。
でも、よく分かりません。
で、
オイルメーカーさんの手を休ませては、怒られていたのです。
そのうちあきれられて、
とあるメーカーさんの方が救いの手をさしのべてくれました。
「トライボロジー学会の月刊誌と辞典を読んでみたら。」・・・。
辞書があることを知ったのはその時ですし、
そんな学会があるとも知らず、
パソコンでの失敗も懲りずにぬけぬけと会員になってしまったのです。
(あなおそろしや・・・)
名を連ねる方々は
おそれ多くもその道一筋の大学教授陣、オイルメーカーの研究者・・・。
届いた月刊誌を読めば、何のことが書いてあるのか今でもあまりわからない状態です。
(少しはエンジンオイル関係は理解できるようになりましたが・・・)
だから、引用が多くなってしまうわけです。
そのうち脱会させられるのではないかと言うことも不安ですが。

専門的な本を読むようになってきますと、研究者との距離が段々近づくかのような錯覚に陥るのですが、
改めて考えてみますと、もっと差が開いていることに驚かさせられます。
専門職でないと手が届かないラボテストとか、分野が広がっていく世界だからという事なのかも知れませんし、
本などに書けない内緒の世界も多くあるそうで、
趣味の世界とは異なって来るからなのでしょうね。

と書いている本日も、私は私で仕事に精を出しているのでしょうね。
 
 

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