オイルの清浄分散作用−その2

オイルの汚れとエンジン内部のスラッジの関係

ガソリンエンジンのオイルの汚れは気になります。
けれど、ディーゼルエンジンのオイルをご覧になればおわかりになりますように、
ディーゼルの場合、オイル交換してもアイドリングすればすぐ「真っ黒」になってしまいます。
オイルに含まれる清浄分散剤の効果が強ければそれだけ汚れることになりますので、
オイル交換後も新油の透明感はまず期待できません。

逆に、プロパンガス(LPG)車のオイルはあまり汚れません。
タクシーなどでも大体2万キロの走行でオイル交換されるわけですが、
それでも結構透明感が残っており、ガソリン車の5000km走行後の廃油と比較しても同じぐらいの汚れです。

また、同じガソリン車でも、冬期使用したオイルは、夏期使用したオイルと比較しますと汚れ方がひどくなっている場合が多くあります。
長距離走行が多く、短期間で走行距離をのばした廃油は5000km程度では比較的綺麗ですし、
3000kmぐらいしか走っていなくても、短距離走行を多用している場合は結構汚れが目立ちます。

車検で排気ガスの濃度(CO・HC)を調整しなければいけないエンジンの場合、大抵オイルは汚れが目立ちますし、
 

工事中



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