摩擦・摩耗の分類-その4

各パーツにおける摩擦の必要性と摩耗の結果

自動車の各パーツは、摩擦が必要な箇所と潤滑(摩擦・摩耗低減)が必要な箇所に別れています。
摩擦を伴わないブレーキのパッドやライニングでは、自動車を停止させることが出来ませんし、
滑ってしまうようなクラッチやタイヤではエンジンの出力を路面に伝えることは出来ません。
それぞれの機能がどのように働いているかを確認できれば、
その箇所の摩擦の必要性がわかりますし、摩耗がどのように関わってくるかも理解できます。
どこが摩擦し、それがどのように摩耗する事によって故障とつながるのかを考えてゆきたいと思います。

1.トランスミッションでの摩擦と摩耗
構造図
同期の必要性、すべることの本質と摩擦力の関係
異なる金属間での摩耗量の違い
シンクロメッシュ機構

摩耗すると困る部分
シンクロナイザー・キーの突起部が摩耗すると同期作用が行えずギアの入りが悪くなる。
シンクロナイザー・キー・スプリングが衰損すると機あの入りが悪くなる。

2.ブレーキでの摩擦と摩耗
摩擦材+潤滑材=ブレーキ材と言う話。
振動(異音発生)と潤滑や摩擦係数との関係
ハイドロプレーニングはくさび膜効果

3.タイヤでの摩擦と摩耗
粘着域とすべり域の関係
耐摩耗性と制動性との関係

4.クラッチでの摩擦と摩耗
スラスト面に対する摩擦と動力伝達
クラッチ材(フェーシング)の素材と潤滑材の関係

5.AT機構に置ける摩擦と潤滑
湿式クラッチの材質と添加剤の効果
最適油温と冷却の関係

6.
 

工事中



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