アレーン、芳香族炭化水素(Cn2n-6)のつづき

ベンゼンの性質

アレーンは不飽和の二重結合は持っているのですが、脂肪族(アルケン、アルキン)ほどには 化学的に活発でない(=反応しにくい)ので、触媒で他の化合物を作り出しています。
BTX(ベンゼン、トルエン、キシレンの頭文字)は石油化学の合成原料として重要ですが、 ベンゼン核の1つの水素原子を他の原子団と置き換える事から始まります。 特に有名な反応はアルキル基をつける反応で「アルキル化反応」と呼ばれています。

また、天然、合成ゴム系のゴム用油に強度的に最も優れ、相溶性も最良のため、ゴム用途の60%が、タイヤに使用されていることから
そちらで芳香族系の占める割合は高い。
1998年頃からは、エンジンオイル100%合成油に合成オイル(ベース)として配合されるようにもなってきました。
 


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